美容コラム 2025.05.29

【ニキビの種類と原因を解説!】繰り返しニキビを治すには?

原因を知ってニキビを治す!徹底的に解説します!

頬や口の周り、あごなどにポツポツとできてしまうニキビ。大事な予定の前に限ってできてしまったり、繰り返すニキビに悩んでいるという方も少なくありません。ついつい触って悪化させてしまうこともありますよね。

そんなニキビですが、実は医学用語では尋常性挫創と呼ばれる皮膚の病気として扱われています。ニキビのできやすさには他の病気と同じように遺伝も関与し個人差がありますが、予防する方法もたくさんあります。

ニキビと言ってもその種類や原因はいくつかあり、それによって予防や治す方法も異なります。自分のニキビの原因を見つけて、ニキビができにくく、できても治りやすい肌を目指してケアしていきましょう。

ニキビの種類

ニキビの進行と種類

ニキビができるのは、肌の中で皮脂が過剰に分泌されることで、皮脂が大好きなアクネ菌が繁殖し炎症を起こすことが原因です。この過程の中で進行度合いによってニキビの種類が異なります。

【正常な状態】

ニキビの原因菌であるアクネ菌は皮脂をエサにして生きる常在菌であり、ニキビのない肌にも存在しています。健康な肌では皮脂が分泌されても毛穴から外に出ていくため、皮脂が過剰に蓄積することはありません。

皮膚が正常な状態

【角質肥厚と皮脂の蓄積】

しかしターンオーバーの乱れなどにより肌表面の角質が枯葉のように重なって毛穴を塞ぐと、分泌された皮脂が外に出られず、肌の中に蓄積していきます。これが表面の細かいざらつきや、角栓が毛穴を塞ぐ白ニキビの状態になることもあります。更に角栓が酸化して黒くなると黒ニキビになります。

白ニキビの状態

【アクネ菌の繁殖・赤ニキビ】

毛穴が塞がり皮脂が溜まると、皮脂をエサとするアクネ菌が繁殖し様々な炎症を起こす物質を産生します。こうして炎症を起こし赤くなった状態が一般的によくニキビと呼ばれる赤ニキビの状態です。

赤ニキビの状態

【化膿・黄ニキビ】

炎症がさらに進行すると、細菌と戦う白血球や細菌の死骸などを含む膿が溜っていきます(膿疱性挫創)。ぷくっと膨らんだニキビの真ん中が白くなる状態で黄ニキビとも呼ばれます。ここまで進行すると肌の表皮より深い真皮まで炎症が届き痛みを伴う場合もあります(集簇性挫創)。

黄ニキビの状態

赤ニキビや黄ニキビはいわゆる炎症性のニキビの状態であり、ニキビ跡も残りやすくなります。

思春期ニキビと大人ニキビ

ニキビはそのできる原因によって大きく2種類に分かれます。それが思春期ニキビと大人ニキビです。

思春期ニキビと大人ニキビの違い

思春期ニキビは成長ホルモンのバランスの乱れによって起こり、皮脂が過剰に分泌されることでアクネ菌が増殖することが原因でニキビができます。皮脂が多い額や鼻、顎などのTゾーンを中心にでき、春や夏などのじめじめとした時期に特にできやすくなります。思春期でなくても日頃からテカリなどが起きやすい特に男性などでは同様に皮脂が過剰になることが原因となってニキビができているケースもあります。

一方の大人ニキビは肌の乾燥やターンオーバーの乱れにより角質(肌の一番表面の層)が厚くなって毛穴を塞ぎ、毛穴の中に皮脂が溜まることでアクネ菌が繁殖することが原因でニキビができます。角質が厚くなり毛穴を塞いでしまうのは、ストレスや生理周期などによってターンオーバーが乱れることが原因とされています。フェイスラインを中心に頬などにもニキビができやすいほか、マラセチア菌が原因菌となる背中ニキビなども同様の原因によってできやすくなります。

20歳を超えて大人ニキビになっているにもかかわらず、学生時代と同じように皮脂を取り除くケアをしていたり、逆に思春期ニキビに悩む学生さんが大人ニキビに有効なケアしたりしていると、いつまで経ってもニキビが改善しないなんてこともあるかもしれません。

思春期ニキビ、大人ニキビと言っても年齢だけで一概には言えませんが、自分のニキビの原因は何なのか、それを治すためのケアは何なのかなど、自分の肌に合わせた適切なケアをしていくことがニキビ肌改善への近道です。

ニキビ跡の種類

ニキビが引いた後にできるニキビ跡。ニキビは改善したけれどニキビ跡が消えずに悩んでいる方も多いと思います。ニキビ跡ができる原因には炎症が長期化することや、皮膚深層まで炎症が広がってしまうことによります。ニキビ跡ができた時、その色や性質、治りやすさが時によって違うと感じたことがあると思いますが、実はニキビ跡にも種類があり、皮膚内部で起こっていることが異なります。

【色素沈着】

一番多いのがニキビのあったところに色が残る色素沈着です。色素沈着にも種類があり、見た目では薄茶色のものと赤紫のものが存在します。

薄茶色のものは一般的によくイメージされるシミのようなニキビ跡です。薄茶色のニキビ跡は、ニキビの炎症から肌を守るためにメラニンが過剰に産生されることで起こります。このようなニキビ跡は表皮のターンオーバーとともに表層へと押し上げられやがて排出されるため、自然に1ヶ月程度でなくなることが多いです。

一方、赤紫のニキビ跡は赤ニキビができた時、周囲に集まった毛細血管が破壊されることで、血液が酸化され紫を帯びて色素が残ってしまうとされています。こちらはしばらく残ることもりますが、一般的には2か月程度で目立たなくなるとされています。

【クレーター】

クレーターはニキビが真皮層まで進行し、繊維化することによって起こります。表皮の傷はターンオーバーによって修復しますが、真皮の場合はターンオーバーがないため一度傷つくと凹んだまま残ってしまうのです。れています。こちらはしばらく残ることもりますが、一般的には2か月程度で目立たなくなるとされています。

【しこり】

人間の肌が炎症を起こすと、肌を再生しようとする機能が働きますが、ニキビの炎症により深くまで傷つくと、皮膚の再生異常を起こすことがあります。ニキビ跡としてのしこりは過剰に再生された皮膚がしこりのように膨らんでしまう状態になることを指します。

【ケロイド】

ケロイドは修復を使用と過剰反応を起こすことが原因でできる、硬い質感の赤く腫れあがった跡のことを言います。体質によってできやすい方もいるとされています。

クレーターやしこり、ケロイドのような真皮まで進行したニキビ跡は自力での回復はきわめて困難とされています。出来てしまったニキビやニキビ跡は、薬や美容医療などを頼る方法がありますが、対処療法であるステロイドの使用は長期的に継続すると皮膚が硬くなったり肌が弱くなってしまったりします。また、美容医療は痛みやダウンタイムがあるものもあります。こうしたことをできるだけ避けるためにはそもそもの肌を強くしてトラブルを防ぐことが重要です。

ニキビ予防①刺激を減らす

思春期ニキビと大人ニキビの違い

ニキビ予防にも紫外線対策!?

紫外線と聞くと真っ先に浮かぶのは日焼けやシミのイメージが強いかもしれませんが、そもそも紫外線は肌にダメージを与える原因となります。肌への刺激はターンオーバーを乱したり乾燥したりといったニキビをはじめ様々な肌トラブルの原因になるため、ニキビができにくい肌作りにも紫外線対策は欠かせません。日焼け止めや日傘、帽子などを活用し紫外線対策を行うようにしましょう。

日焼け止めのSPFやPFの数値が高いものは肌への刺激が強くなりがちですので、日常的に使用するものでは、SPF30 以下PA++程度で十分とされています。屋外では2時間に1回程度は塗り直しを行いましょう。

また、日焼け止めに含まれることの多い酸化亜鉛という成分は毛穴に詰まりやすいという報告があり、ニキビ体質の方には合わないことも多い成分です。角栓ができやすいと感じる方は酸化亜鉛の含まれていない日焼け止めや化粧下地を使用してみてください。

髪や手が顔に触れないように

髪が顔に触れると物理的な刺激になるほか、髪についた整髪料などは化学的な刺激になります。それがニキビや肌荒れの原因となるため、前髪やサイドの髪はできるだけ顔にかからないようにしましょう。

また、手はスマホを触るなどで雑菌まみれになっているため、それが顔に触れるとニキビの原因になります。ニキビがあるときは特につい触ってしまうという方も多いと思いますが、ニキビがある時こそ肌が弱くなっていますので、意識的に触れないように心がけましょう。ニキビが無い時でも常に極力顔に触らないという意識が大切です。

もちろんクレンジングや洗顔時にもできるだけ肌に負担をかけないようこすったりはせず優しく洗い、タオルでふき取る際も摩擦ができるだけないように、ポンポンと抑えるようにしてふき取りましょう。

トリートメントは大敵

シャンプーやトリートメント、洗顔料等のすすぎ残しは肌荒れやニキビの原因になります。特にトリートメントは髪を柔らかくするために陽イオン界面活性剤が入っており肌への刺激が極めて強いものが多いです。すすぎ残しも多く顔だけでなく背中ニキビの原因にもなりやすいです。

トリートメントが最後になると流したものが身体や顔に残りやすいため、洗顔やボディソープはトリートメントを洗い流した後に行ったり、最後に湯船につかってすすぎ残しを落としたりし、生え際や襟足もぬるぬるとした感じが残らないようにすることが大切です。

身の回りの雑菌に注意!

生活用品の中で顔に触れることが多いのはタオルと枕カバーです。毎日使用する枕には菌が繁殖するため、寝ている間長時間顔をつける可能性を考えると毎日の交換がおすすめです。面倒な場合は刺激が少ないタオルを枕の上に敷き、そのタオルを毎日交換するようにしましょう。

また洗顔時に使用するタオルなども毎日洗濯し、生乾きなどで菌が繁殖しないようきちんと乾かして清潔に保つようにしましょう。洗濯時に入れる柔軟剤にはトリートメントと同じ陽イオン界面活性剤が含まれるため肌への刺激になりやすい方は、柔軟剤は使用しないのがおすすめです。

ニキビ予防②適切なスキンケア

思春期ニキビと大人ニキビの違い

洗顔・クレンジングを適切に

クレンジングや洗顔は皮脂や汚れを落とすのに重要です。特にクレンジングは化粧を落とすためのものと思いがちですが、皮脂分泌が特に多い高校生の思春期ニキビや男性などでは化粧をしていなくても使用することがおすすめです。クレンジング後は、そのすすぎ残しを落とすために洗顔料を使用して洗顔するようにしましょう。いずれも刺激を増やさないようこすらずに優しく行い、洗顔料はしっかりと泡立ててから行うのがおすすめです。

洗顔後すぐに乾燥を感じる方は必要な成分まで落としてしまっている可能性が高いですので、洗顔料や洗い方の見直しが必要です。大人ニキビで乾燥しているのにクレンジングや洗浄力の高い洗顔料で皮脂を取ろうとばかりしてしまうと、逆に乾燥が悪化してしまってどんどん角質が溜まりニキビができやすくなってしまう可能性もあります。このため大人ニキビの場合はまず必要以上に洗いすぎないようにすることが大切です。

また、時間をかけすぎたり、お湯の温度が高かったりすると乾燥の原因になります。お湯の温度は体温程度のややぬるいと感じる温度が理想です。朝洗顔については肌質に合わせて脂性肌の方は洗顔料を使ってしっかりと行うのがおすすめですが、乾燥肌の方などは無理に洗顔する必要はなく、ぬるま湯やふき取り化粧水とコットンを使用してホコリや汗をオフできればOKです。

保湿は必要なだけしっかりと

洗顔後、特に入浴後は毛穴が開いて水分がどんどん抜けていってしまうため、速やかに保湿を行うことが重要です。化粧水で水分を補い、乳液で蒸発を防ぐためにフタをします。使用量は化粧水は500円玉大、乳液はパール大を目安に、手の甲で触れてしっとりと潤いを感じる程度が保湿完了のサインです。

特に男性は化粧水や乳液を使用したことがないという方も多いですが、歳とともに体水分量も肌の水分量も減少して乾燥しやすくなり、さらにその乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になりテカりやすくなるということもあります。身だしなみの一つとして化粧水やオールインワンジェルだけでも塗ると清潔感のある肌になれますのでおすすめです。

乾燥しがちな方は定期的にシートマスクやコットンパックを活用して肌の内側まで浸透させましょう。また、化粧水と乳液だけでは乾燥するという方は最後にクリームなどでさらにしっかりふたをすると乾燥しにくくなります。季節によっても環境によっても肌の状態は変わりますので、その都度その時の肌の状態に合わせたスキンケアをしていくようにしましょう。

ニキビ予防③食事

ニキビの原因は身体の内側からも!食事を見直そう

水分をしっかり摂る

水分は老廃物の排泄や、内側からの水分補給に重要です。水分の摂取量は食事を含めて1日2L程度が目安です。

今まで水分を摂る習慣がない方は一時的にむくむことがあり、水分を摂るとむくむと考える方もいらっしゃいますが、これは身体が慣れていないことが原因です。水分を摂取することに慣れてくると徐々に排泄されるようになり溜め込み体質が改善されていきます。

水分は水が一番ですが、お茶がいいという方は麦茶やルイボスティーなど利尿作用のないノンカフェインのものを選びましょう。また、一度にたくさんの水を飲んだり、冷たい飲み物ばかり飲んでいたりすると、胃腸に負担をかけ腸内環境が悪化し肌トラブルの原因になる可能性もあります。できるだけ常温~体温に近い水をこまめに飲むようにしましょう。

ニキビに良い食事は?

私たちの身体は肌を含めてほとんどが食べたもので構成されています。中でもたんぱく質は水分を除き人体のほとんどを構成しており、肌もコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質で構成されています。このため、たんぱく質が不足すると、ターンオーバーの乱れや弾力の低下に繋がり、ニキビができやすくなったりニキビが改善しにくくなったりします。

また、細胞膜は脂質で構成されているため、脂質が不足しすぎると乾燥しやすくなります。逆に過剰に摂取してしまうと皮脂分泌が増加しニキビができやすくなります。他にも糖質が過剰になると、肌たんぱく質を糖化させ、ごわつきや炎症を起こします。さらに、肌は腸内環境を映す鏡とも言われ、不規則な食事やバランスの悪い食事によって腸内環境が乱れると、肌荒れにもつながります。

各栄養素それぞれに必要な役割がありますので、できるだけ全ての栄養素を過不足なく取れるよう、バランスの良い健康的な食事を心がけましょう。また、量だけでなく食べ方でも野菜の先食べなど血糖値を急上昇させない食べ方を心がけることで糖化を防ぎ肌へのダメージを減らすことができます。

ビタミンCは本当に良い?

ニキビに効果があるとされているビタミンC、それにはたくさんの理由があります。ビタミンCには皮脂分泌抑制、メラニンの生成抑制、コラーゲンの生成促進、抗酸化作用などの効果があるためニキビをできにくくするのに欠かせない成分です。しかし、化粧品などで高濃度のビタミンCを使用すると乾燥の原因にもなるとされているため、食事からしっかりととることがおすすめです。

ビタミンCはブロッコリーやピーマン、パプリカ、いも類、イチゴ、キウイなどに豊富に含まれます。フルーツは果糖も多いため摂りすぎには注意ですが、野菜類は積極的に摂りましょう。

ビタミンC以外にもビタミンAやビタミンB群、また鉄分などは肌の再生やターンオーバーの促進などに重要な栄養素でニキビ肌の方は特に意識して摂りたい栄養素です。ビタミンAの豊富な緑黄色野菜やレバー、ビタミンB群の豊富な豚肉や鶏ささみ肉、乳製品、アーモンドなど、また鉄分の豊富な赤みの肉や魚、あさりなどは特に積極的に摂るように心がけましょう。

飲酒・喫煙は控えめに

過剰な飲酒や喫煙は美肌づくりの大敵でその影響は多岐にわたります。例えば、活性酸素の発生や皮脂分泌の増加、睡眠の質の低下、内臓の疲労、脱水などで、ニキビの原因にもなる様々な変化を起こします。

どんなに他の生活習慣や食事、スキンケアに気を使っていても、過剰な飲酒や喫煙をしてしまうと、そこに必要な栄養素が消費されてしまったり、毒素によって細胞や臓器がやられてしまったり、その処理によって臓器が疲弊してしまったりします。皮膚は外界から身を守る重要な組織ですが健康の維持において優先順位は高くないため、飲酒量が多かったり喫煙を続けていたりすると、健康な肌=美肌を保つどころではなくなってしまい状態はどんどん悪化してしまいます。

飲酒はアルコール量1日20g程度の適正飲酒の範囲であれば飲み方に気を付ければ基本的に問題ないですが、喫煙はしないのが一番です。

ニキビ予防④その他

睡眠の優先順位は常に高く

睡眠は一番重要といっても過言ではないくらい重要です。1日のダメージは睡眠中に修復されるため、正常なターンオーバーの要になるのも睡眠です。寝る前はついついスマホをいじってしまったりゲームをしてしまったりしがちですが、少しでも睡眠の優先順位を上げ、6~8時間程度の睡眠を心がけるようにしましょう。

寝る前はスマホ等のブルーライトのあるものは使用を控え、部屋を暗くして眠りにつきやすい空間をつくり、朝は朝日を浴びて朝食を摂り体内時計をリセットすることが重要です。

適正な睡眠時間は人によって様々ですが、朝すっきりと起きられる、日中に眠くならないなどが睡眠が足りているかどうかの指標になります。睡眠時間だけでなく睡眠の質も重要ですので特に最初の3時間程度のノンレム睡眠で深い眠りにつけるようにしましょう。

湯船につかる

入浴は全身の血行を促し、ターンオーバーを促す効果や睡眠の質を高めるなどの効果が期待できます。毎日浸かることが理想ですが休日など週に2回程度でも浸かるようにしましょう。温度は38~41℃程度で20分以上浸かるのが目安です。

入浴時に肩まで浸かることで肩コリや首こりなどの滞りが解消すると、顔周りの血行が良くなるため肌代謝の改善効果も期待でき肌トラブルを起こしにくくなります。温度が高すぎたり、長時間浸かりすぎたりすると肌の必要な保湿成分まで奪われてしまうため注意してください。

運動は必要?

運動は入浴と同様、全身の血行を促しターンオーバーを促す効果が期待できます。また、継続した運動は身体の抗酸化力を高めることも知られており美肌作りにとってうれしい効果が期待できます。他の項目に比べると優先順位は高くないですが、デスクワークなど生活での身体活動量が少ない場合は、階段を積極的に利用したり、歩行量を増やしたり、定期的に肩を回したりと少しでも身体を動かすようにしましょう。

ニキビ肌を卒業する方法

エステのニキビケア

ニキビ肌を卒業する方法は?長年のニキビ肌を改善するには?

ニキビに悩む方の中には、万年顔中ニキビ肌という方や、皮膚科に行って改善してもまたすぐにできてしまう方、頑固なニキビ跡に悩む方など様々な方がいらっしゃると思います。繰り返すニキビにはスキンケアや薬の使用だけでは改善しない根本的なニキビの原因が潜んでいる可能性が高いです。“食事や生活習慣を見直してみても繰り返すニキビが改善しない”という方は特に、肌自体を揺らぎにくい強い肌に整える必要があります。

大人ニキビの原因は角質が厚くなることですが、これは肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れることが原因です。ターンオーバーが乱れると、外からの刺激から肌を守る肌のバリア機能が維持できなくなるため、少しの刺激で揺らぎやすい弱い肌になってしまいます。

本来、角質層(肌の一番表面の層)よりも奥に異物が侵入しないように働いているバリア機能が崩壊することで、例えば、紫外線や花粉、摩擦、肌に合わない成分など、ちょっとした刺激で肌にダメージが蓄積します。こうした肌へのダメージによって皮脂や水分のバランスの調整が働かなくなったり、さらなるターンオーバーの乱れを引き起こしたりしてしまい、改善しにくいニキビ肌へと変わってしまいます。

また皮膚科などで処方されるステロイド剤は、劇的な効果をあらわす反面、誤った使用法により副作用を伴う場合もあります。医師からの指示を守らず自己判断で使用した場合には、身体本来の健康な肌を維持する働きが保てなくなってしまったり、皮膚が薄くなって敏感肌になりやすくなったりするため、さらにニキビができやすい状態なってしまうこともあります。

このため、肌自体を強くすることはニキビの根本的な原因を解決するために欠かせません。そしてそんなときにおすすめなのがエステでのニキビケアです。エステでは肌状態に合わせて様々な機器を使用しながら、肌本来の健康な肌を維持しようとする働きを保つためのケアをするため、今あるニキビの改善をサポートするだけでなくニキビ自体ができにくい肌を目指すことできるのです。

ニキビケア集中フェイシャルコース

ニキビケア集中フェイシャルコースで集中ケア!

ニキビケアから始まった創業45年以上の歴史を持つエステティックサロン ラ・パルレでは、ニキビの原因に身体の内側と外側、両方からアプローチする「ニキビケア集中フェイシャルコース」をご用意しております。

【身体の内側から】

肌は腸内環境を映す鏡とも言われており、便秘などで腸内環境が悪い状態ではニキビなどもできやすくなります。その腸をハンドトリートメントでケアすることで、老廃物の排泄をサポートし、ニキビの原因にアプローチします。

さらにスイスでは医療機器としても使用される光のシャワーに着目し、バイオプトロンという可視光線を当てることで肌本来の生まれ変わる力に働きかけ、新陳代謝の改善をサポートします。

【身体の外側から】

肌への外側からのケアでは、古くなった角質や余分な皮脂、毛穴に詰まった老廃物を取り除くため、超音波振動を利用した肌に優しいウォーターピーリングを行います。さらにクリアになった肌に超音波とイオン導入の力で、ビタミンC誘導体とトリプルガンマリノレン酸を導入し、肌に欠かせない不足しがちな成分を浸透させます。

ビタミンC誘導体はビタミンCを熱や光、空気などに対し強く安定した状態にしたもので、過剰な皮脂の分泌を抑え、ニキビ跡の色素にもアプローチします。また、トリプルガンマリノレン酸はニキビやアトピー肌の方に不足しやすいと言われている、必須脂肪酸です。肌に取り込むことで菌の繁殖を抑え肌の生まれ変わりをサポートします。

ラ・パルレでは通常27,500円のニキビケア集中コースフルコースを、初回限定3,000円でご体験いただけます。詳しくは下記のリンクからご覧くださいませ。

まとめ

繰り返すニキビには原因があり、その改善方法は人によって様々です。スキンケアなどが合わないだけで一時的にニキビができやすいだけであれば、スキンケアを見直すだけで改善しますし、生活習慣に問題があればそれを改善することで肌も改善が期待できます。また思春期ニキビであれば過剰に分泌される皮脂をケアすることで改善できるでしょう。

しかし年単位など長期的なお悩みには肌自体の弱さや揺らぎやすさが関係しており、自己ケアだけではなかなか改善が難しい場合もあります。皮膚科に行ってもまたすぐにニキビができてしまったり、万年顔中ニキビに悩まされていたりという方は、ぜひ一度エステのニキビケアを試してみてください。